日本神話その8 神武天皇の神武東征と即位

日本神話


天孫降臨により神々が降り立ちその後、九州から奈良県の大和まで進軍して国を平定し天皇として即位するまでが今回の物語です。
 

日本神話の中でも、とくに壮大な物語として知られるのが「神武東征(じんむとうせい)」です。

神武天皇が九州から現在の奈良県である大和へ進軍し、国を平定し即位するまでの物語です。

神武東征!



この物語の主人公は、カムヤマトイワレビコ(神倭伊波礼毘古命)。

のちの神武天皇(じんむてんのう)**です。


彼は、天照大御神の孫であるニニギノミコトの血を引く五代目の子孫です。


それではなぜ「東征」したのでしょうか。

神武天皇たちは、もともとニニギノミコトの天孫降臨により日向(現在の宮崎県)にいました。

しかし、「天下を治めるには、より中央に近い土地へ進むべきだ」と考え、大和を目指して東へ向かいます。

これが東征した理由です。

当時の大和は、すでに有力な豪族たちが支配していました。

そのため、東征は単なる移動ではなく、激しい戦いを伴う征服活動だったのです。


神武天皇にはイツセという兄がいました。

しかし東征の途中、大和の豪族との戦いでイツセは敵の矢に当たり、重傷を負い、亡くなってしまいます。

そこで神武天皇は進軍の方向を変え、態勢を立て直すことになります。

これが神武東征の転機となります。

さて東征で宿敵となったのが、トミノナガスネビコ(登美能那賀須泥毘古)です。


彼は大和地方の有力豪族で、東からやってきた神武天皇の軍勢に激しく抵抗しました。

イツセを負傷させたのも、この勢力との戦いでです。

ナガスネヒコは、自分こそが正統な支配者だと主張します。

しかし最終的には神武天皇側が勝利し、大和は平定されます。


神武東征では、すべての地元勢力が敵だったわけではありません。

現在の奈良県東部である宇陀には、エウカシとオトウカシという兄弟がいました。

兄エウカシは神武軍を罠にかけようとします。しかし弟オトウカシは神武側に味方しました。

このように地元でも敵味方が分かれました。



神武東征には神々のサポートも厚くありました。

国譲りの際にオオクニヌシの子ども、タケミナカタに勝利した神様、タケミカヅチもおり、

タケミカヅチは、神武天皇が窮地に陥った際に力を貸します。

タケミカヅチの力を宿す剣「布都御魂(ふつのみたま)」が届けられ、力を取り戻します。

この剣は、のちに石上神宮に伝わる神宝とされます。

ちなみにスサノオのヤマタノオロチ伝説の剣は草薙剣で熱田神宮の神様です。



神武天皇の天皇即位



さて、神武遠征な終わり神武天皇はついに大和を平定し、橿原宮で即位したと伝えられています。

この即位が、日本の初代天皇の始まりとされています。

日本の建国神話の中心に位置する出来事です。

この物語は天孫の正当性、
地元の民との協力と神の加護による勝利

これが天皇家が日本の象徴としてあることが正しいとされる柱の物語ですね。

とても重要な神話であることは間違いありません。

このようにして天皇家は血統を受け継がれ現在までおられるのです。

これが神武東征の物語でした。私たちが今生きているのもご先祖さまあってのように、

天地開闢からこのように綿々と受け継がれた物語や血統もまた、私たちに多くのことを教えてくれますね。

今回はここまでです!これで日本神話①天地開闢~⑧神武天皇即位まででした。日本における重要な話です。


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