日本神話その6 大国主の国譲り

日本神話

島根県には出雲大社という大きな神社がありますよね。出雲大社についてみてみると、大国主命オオクニヌシを祀ります。

オオクニヌシには2つの物語がありそれが国造りと国譲りです。

そのうち今回は国譲りについてみていきます。

大国主(オオクニヌシ)の所に高天原の使者が

国譲り神話は、天の国である高天原が、地上の国をオオクニヌシから受け継ぐという神話です。




さて、物語は地上を治めていたオオクニヌシがいましたが、高天原のアマテラスは自分の子孫に国を治めさせたいと考え使者を送りました。


 

まず高天原からアメノホヒがつかわされました。

しかし、アメノホヒはオオクニヌシに取り込まれて3年経っても戻ってきません、

そこで次に、アメノワカヒコが弓と矢を授けられて地上へ降ります。がやはり8年経っても復命しませんでした。

そこで、様子を見るため、鳴女(ナナキメ)と呼ばれる雉を遣わしました。

しかしアメノワカヒコに射殺され、その矢は雉を抜いて高天原まで届きました。

タカミムスヒがその矢を投げ返すとアメノカワヒコの胸に刺さり、死んでしまいました。

神様同士のちからくらべ



その後、タケミカヅチとアメノトリフネが派遣されて、伊耶佐(いざさ)の小浜(稲佐浜)に降りました。

タケミカヅチは十拳剣(とつかのつるぎ)を波頭にさかさまに立て、その剣先に乗り、オオクニヌシに国譲りを求めました。

オオクニヌシは「年老いた自分の一存では決められません」と、わが子であるコトシロヌシに判断をゆだねます。

コトシロヌシは国譲りに同意します。

オオクニヌシは「もう一人の子どもであるタケミナカタにも聞いてほしい」と言いました。

タケミナカタはすぐには賛成せず、

「力比べで勝負してきめよう」と、この時高天原から派遣されたタケミカヅチに挑みます。

タケミナカタは力比べに敗れて信濃の諏訪湖で追い詰められてついに国譲りに同意しました。

ちなみにタケミナカタは諏訪大社のタケミカヅチは鹿島神宮の神様です。


二人の子どもが同意したのを知り、オオクニヌシもついに国譲りを受け入れ、「その代わりに、私の神殿を皇孫が天つ日継ぎを受け、統治する立派な宮殿と同じくらい立派なものにしてください」と望みます。

願いはかなえられ、多芸志の小浜に大きな神殿が造られました。これが出雲大社の起源です。

そしてオオクニヌシは、そこに鎮座してコトシロヌシに自分の子である百八十神を統率させました。


これが国譲りの神話および出雲大社と稲佐の浜の物語です。



まとめ



・オオクニヌシが地上を治めていた。
・アマテラスが子孫に治めさせたいと思い、使いを送った。
・しかし使いは戻らなかったため強い使いを送り、オオクニヌシに迫った。
・オオクニヌシは自分の2人の子供に委ね、それぞれ同意を得た。
・譲る代わりに社をつくってほしいと頼み出雲大社が造られた。

ですね!国譲りとありますがどちらかというと奪われたみたいな感じです…

今回はここまでです!次は天孫降臨について話していきたいと思います!


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