白水阿弥陀堂の概要
白水阿弥陀堂は、福島県いわき市内郷白水町広畑に位置し、平安時代末期の1160年(永暦元年)に建立されました。
この仏堂は、真言宗智山派の寺院・願成寺(がんじょうじ)藤原清衡の娘である徳姫が、夫・岩城則道の供養のために建立したものです。
◯この白水阿弥陀堂は福島県の唯一の国宝なのです!
◯浄土式庭園を含む境内地は白水阿弥陀堂境域(しらみずあみだどうきょういき)として国の史跡に指定されています。
建築と庭園の美しさ
白水阿弥陀堂は、方三間(正面・側面とも柱が4本立ち、柱間が3間となる)の単層宝形造で屋根はとち葺きです。
堂内はもともと様々な絵画が美しく描かれていましたが今はその一部のみが残っております。
仏像はそれぞれ阿弥陀如来を中心に、両脇に観音菩薩像と勢至菩薩像、その脇に持国天像、多聞天像と5体の仏像があります。

浄土式の庭園と平泉
阿弥陀堂の池はどこかを彷彿とさせます。
それは毛越寺や無量光院といった平泉の寺院ですね!
ちなみに「白水」という地名は、平泉の「泉」という文字を2つに分けたものであり、岩城氏の本拠地であった平という地名の由来も平泉の「平」を取ったものだという説があります。

白水阿弥陀堂の歴史
白水阿弥陀堂が建立されてからは、後鳥羽上皇により勅願寺とされ、江戸時代には徳川将軍家から寺領10石を与えられるなど、歴代の為政者に保護されて現在に至っています。
天災の影響と震災と復旧
2011年の震災により損傷を受けましたが、阿弥陀堂と持国天像は京都に送られ修復されました。
最近の災害と影響
2023年(令和5年)9月には、台風13号の影響で床上浸水の被害を受けました。
このような歴史を経て現在があります。
実際に参拝してみて

外観はとても立派で厳かさを感じます。
堂内は靴を脱いで入ります。中は撮影禁止です。
堂内に入り祈りを終えたら、タイミングを見計らったお坊さんがこの白水阿弥陀堂の説明をしてくれます。
荘厳な仏像様が特徴で、静かな雰囲気を感じることができます。
参拝を終えて、庭園を歩くと涼しく池の景色に心が落ち着きます。
ぜひ白水阿弥陀堂に来てみてください。


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