山本不動尊とは
福島県棚倉町には山本不動尊という弘法大師が東北へ出向かれた中で悪鬼を調伏したことに始まる霊場で、岩窟に不動明王を安置したことが伝えられています。その後はその土地の人々や棚倉城の城主などからの篤い信仰により、開運の不動尊として親しまれています。
いざ参拝へ
山本不動尊の境内を入りしばらく歩くと本坊受付と護摩堂が見えてきます。まずはそこで参拝していきます。護摩堂は祈祷を受ける場所です。慶長の時代に火災に見舞われ焼失しましたが享保の時代に再建されました。

弘法大師が霊窟に納められた奥の院へ
奥の院は護摩堂から続く長い道と階段をのぼり行くことができます。階段をいったん降りて川が流れる橋を渡っていくと奥の院に続く階段が見えてきます。奥の院最後の階段はなんと130段あり、三十六童子が見守る中少しずつ息を切らしながら階段を上っていきました。奥の院は弘法大師が巨大な岩の霊窟に不動明王を納められ、そこに社が建っております。息を整えつつ祈ることができました。


終わりに

今回は棚倉町にある山本不動尊を参拝することができました。自然を感じながら道を進み、奥の院の階段を上るのはかなり大変でしたが、足の運動になりました。参拝後は御朱印を拝受いたしました。文字がとてもかっこよいですね。次もまた参拝の記録を投稿していきたいと思います。
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