普段お寺や神社を参拝するときに何気なくみるもの。お寺だったらいろいろな本堂ではない建物、神社では鳥居や狛犬などがありますね。それぞれには意味があります。今回はそんな境内の様子を細かく見ていきましょう。
神社の境内には…
1.鳥居(とりい)
神様のいらっしゃるご神域との境を示し、私たちが暮らす「俗界」を隔てるもの。鳥居をくぐるときは一礼すると良いでしょう。
大きな神社では大鳥居。一ノ鳥居二の鳥居と続きます。
参道(さんどう)
入口にある鳥居から社にまでつづく道。神社によっては玉砂利(たまじゃり)が敷いてあります。
参道の中央は「神様の通り道」とされているので、脇を歩くようにともされています。
灯籠
本殿や参道などの両側に置かれています。氏子や崇敬者が寄贈したものが多く、名前が書かれていることもあります。
狛犬(こまいぬ)
外部からの魔物の侵入を防ぎ神様を守る霊獣です。狛犬という名前ではあるが、右が口を開き角がない獅子、左が口を結び角がある狛犬とされています。
手水舎(ちょうずや/てみずや)
参拝の前に、手や口をすすぎ身を清めるための水場が手水舎。
社務所(しゃむしょ)
神社で神様に奉仕する「神職」(しんしょく)や「巫女」(みこ)の方々が控えている場所。厄祓いなどのご祈願や神前結婚式を希望する場合。
御朱印受付やお守り、お札の受け取りをここで場合がある。
授与所(じゅよしょ)
お守りや神札をいただく場所を「授与所」という。社務所に併設されているところも多い。
境内社(けいだいしゃ)
中心となる御社殿とは別に、境内にいくつかの小さい社が見られることがあります。これらは摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)と呼ばれるもので、総称して境内社といいます。摂社はその神社のご祭神とゆかりのある神様、末社はご祭神より前にその土地でまつられていた神様のお社である場合が多い。
御社殿(ごしゃでん)
神社の中心になる建物。手前から順に、お参りのために参拝者が並ぶ「拝殿(はいでん)」、お供え物を並べる「幣殿(へいでん)」、さらに神様のいらっしゃる「本殿(ほんでん)」という構造になっているところが多い。御社殿の作りについては別の記事で紹介しています。
神楽殿(かぐらでん)
天照大神が天岩戸にお隠れになった時、神々が踊りを踊って天照大神が出てこられるきっかけを作ったように神様は音楽や踊りが好きなのです。
神社で行われるお祭りの時には、巫女舞や雅楽の演奏などが神楽(かぐら)として神様に捧げられます。
お寺の境内には…
お寺の建物を伽藍と呼び、サンガーラーマ、僧侶が集まり修行をする清らかな場所という意味を持つ言葉です。僧侶が生活、修行、礼拝を行います。
本堂
お寺の中心となる建物です。その寺院の最も大切なご本尊様が安置されている場所を呼ぶ場合が多いです。そのため法要が多く多くの人が参列します。宗派により呼び方が異なります。
山門
お寺の入り口であり、お寺と俗世との分け目ですね。仁王門と呼ばれる金剛力士像を安置している門は口を開けている阿形と口を閉じている吽形が左右におります。
口を開くという物事の始まりと口を閉じるという物事の終わりを表していて、転じて始まりから終わりまで言葉がいらないほと通じ合っているということを阿吽の呼吸というようになりました。
塔
五重塔や三重塔など屋根が重なった建物で仏舎利というお釈迦様のお骨を納めるための場所です。法隆寺の塔が日本最古で有名ですね!
鐘楼
朝夕にならす時の知らせの役割がありました。
経蔵
お経を保管する建物です。
経堂や経庫などとも呼ばれています。
回転式の書架を持つ経蔵は、一周回すとお経を読んだのと同じ功徳があるとされています。
講堂
僧侶が修行や法要を行うための建物です。
庫裏
僧侶が生活する場で台所や寝室があります。
おわりに
いかがでしたでしょうか。参拝も建物にひとつひとつ意味があることを知ると一層楽しくなると思います。
ぜひ参考にしてみてください!

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